ドラマ「フラジャイル」感想一覧

フラジャイル

イントロダクション

長瀬さん演じる主人公の病理医・岸京一郎(きし・けいいちろう)は、白衣はまとわず、常にスーツ姿。イケメンなのに、偏屈で毒舌。歯に衣着せぬ物言いで、敵ばかり作ってしまいます。性格が悪いことを自覚していて、自分の診断が他の医師と対立しようものなら、完膚なきまでに論破し、相手が降伏するまで徹底的に闘い抜く悪魔のような顔を持っています。
でも、その根底には、自らの名誉は一切求めず、医師として最も重んずるべきものは医療の正義、そして患者の命であるというブレない姿勢があります。現に岸が赴任してからというもの、病院の評判は劇的に良くなりました。周囲の医師たちは、そんな岸を「強烈な変人だが、極めて優秀」と表し、医師としての技量は桁外れに有能なのですが、なるべく関わり合いたくない存在。
ただ患者の命を救うため、そして己が信じる医療の正義のため、周囲との軋轢など一切いとわない偏屈イケメン天才医師・岸の闘いと活躍を描いていきます。

そんな岸が務める病理医は、内科医や外科医と同じ専門医のひとつです。顕微鏡による細胞や組織の観察、さらには亡くなった患者の解剖を通じて、病気の原因と発生の仕組みを解明するのです。と同時に、分析したデータから導き出される所見から、患者への診断を科学的に確定させる職責も担います。例えば、患者を直接担当している臨床医が肺炎と診断した場合でも、病理医により肺癌であることが発見される場合もあります。患者への治療は、病理医の診断があってから初めて進み出すのです。
そのような立場上、臨床医の診断ミスは病理医が正すことができますが、病理医の診断ミスは、そのまま患者の命に直結していきます。まさに命の防波堤であり、医療上、最も重責が大きい職務のひとつなのです。
にも関わらず、日本に病理医は2232名しかいません(2014年9月日本病理学会発表資料による)。医師全体で見るとたったの0.7%(2012年12月厚生労働省発表資料『全国の医師数303268人』)というのが現状で、病院には病理医が一人しかいない場合が多いのです。そのため、臓器別に病理医がいるアメリカとは異なり、日本の病理医は一人で全臓器を担当しなくてはならず、科を横断する幅広い知識、あらゆる細胞や組織の病理診断を下せる能力が問われます。そのため、病理医の世界は、日本の医療を凝縮していると言っても過言ではありません。病理医の世界を通して描かれる圧倒的にリアルな日本の医療の姿も、このドラマの見どころとなります。

キャスト

岸 京一郎(長瀬智也)
宮崎 智尋(武井咲
森井 久志 (野村周平
細木 まどか(小雪
佐田 直人(津田寛治)
火箱 直美(松井玲奈
中熊 薫(北大路欣也)

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まとめ

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