うすた京介がフードファイタータベルを新連載!語る空白の5年間

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『すごいよ!! マサルさん―セクシーコマンドー外伝』、『ピューと吹く! ジャガー』といった数々の大ヒットギャグ漫画を世に送り出してきた人気漫画家・うすた京介さん。

そのうすた京介さんが、昨年2015年に遂にデビュー20周年を迎えました。2015年9月より「少年ジャンプ+」にて『フードファイタータベル』の連載を開始し、今年の5月2日には最新コミックス2巻が発売されます。

ジャンプの巻末には欠かさず掲載されていた『ピューと吹く! ジャガー』の掲載終了から『フードファイタータベル』の連載開始までの実に5年間。この空白の5年間にうすた京介さんは何をされていたのでしょうか。今回、インタビューによりその空白の5年間にうすた京介さんが何をされていたのかが明らかになりました。

今回はそんなうすた京介さんにスポットを当ててみました。

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プロフィール

生年月日:1974年5月25日
出身地:愛知県
活動期間:1990年 –
ジャンル:ギャグ漫画
代表作:『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』
     『ピューと吹く!ジャガー』
受賞:1990年 第2回GAGキング特別賞
   1991年 第34回赤塚賞佳作
   2008年 第1回ギャグ漫画家大喜利バトル優勝

名前の由来は台所にあったウスターソースから。「うすた宗介」として賞に応募したものの、誌面での受賞発表では誤植で「うすた京介」になっていたが、うすた京介さんは「誤植でも受賞した名前だからといいか」ということで現在のペンネームになったとのこと。

現在は結婚しており、妻もまた漫画化とのこと。名前は榊 健滋(さかき けんじ)。『フードファイタータベル』を連載時、すでに妻の榊健滋も同サイトで『ラブデスター』を連載していたので、夫婦そろっての連載となりました。

アニメ監督の大地丙太郎さんは「すごいよマサルさん」のアニメ化の際、原作の作者のセリフの適当さに親近感を抱いていましたが、実際に会ったら非常に真面目な性格で、演出内容の細かい訂正を要求され、困惑したと後述しています。

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『ピューと吹く!ジャガー』 連載終了からの空白の5年間

中国拳法の通備拳を習得

―では5年の間、漫画を描く以外では何をされていたんでしょう?

うすた 中国拳法の修行を頑張っていました。

―えっ、どういうことですか?

うすた 道場に通って、ひたすら技を会得しながら体を鍛えていたんです。

―ちょっとよくわからないんですが(笑)…なぜそんな修行を? 

うすた 「拳法漫画」を描くための準備と、スティーブン・セガールへの憧れですね(笑)。『ジャガー』の連載が終わった瞬間、道場に申し込みをしました。僕の入門先は、中国の高名な拳法家(中国人)のお弟子さん(日本人)がやってる「ガチ道場」。やる気のない人はドンドン離脱するハードな稽古だったので、僕も必死で己(おのれ)を鍛えていました。

―そんなガチな…!? 一体、そこまでハマった中国拳法の魅力とは?

うすたまず、拳法は型である打撃の動きを、そのまま投げの動き、さらには武器術も応用できるところがすごいんです。その上、僕が習っていたのは「通備拳(つうびけん)」といって、「劈掛掌(ひかけん)」の体の動きに「八極拳(はっきょくけん)」「翻子拳(ほんしけん)」を融合させたもので…(以下略)。

―先生! もう全然ついていけません! ところで、その成果は?

うすた 何より体が鍛えられました。元々、ドライヤーで髪を乾かすだけで腕が疲れるくらい貧弱だった僕が、富士山に登れるまでになりましたから。

ここでもう少し通備拳について。通備拳とはについて以下抜粋。

通備拳とは近年の滄州出身の著名武術家 馬鳳図によって編成された門派であり中国北派で実戦性の高い拳法として知られている劈掛拳、八極拳、翻子拳を主とし、さらに戳脚、蟷螂九手、太祖八斬などを加えて編成されている。 ただこれらの種類の拳法が集められているのではなく馬鳳図の生涯をかけての研究工夫により、各種の拳法を元来の技法を残しながら通備勁道を取り入れて統合させたものであって、元々別々で伝承され、風格や技法がまったく別だった各種拳法を共通の原理により貫いてよりよく完成している。
よってそれらを総称して「通備拳」といい、また「馬家拳」とも言われているが、正式名称は「馬氏通備武芸」という。

アイドルの追っかけをやっていた

―すごい成長です(笑)。5年の間で、修行以外には何を?

うすた BiSがきっかけで、アイドルにどっぷりハマってました。妻に怒られるくらい、アイドル現場に通ってましたね。

―それもドハマりですか! では、Bisの魅力は?

うすた 元々はロック好きだったんです。でも、当時は自分好みのバンドが全然出てこなくて退屈していました。だから、そんな時に登場したBiSの「むちゃくちゃやる感じ」が最高にロックに思えたんです。あと「アイドル界の落ちこぼれ集団が横浜アリーナまで行く」っていうのが、すごく少年漫画的でよかったですね。

―BiS以外はどんなアイドルがお好きですか? 

うすた 僕はまずBiSみたいな「アイドルっぽくないアイドル」からアイドルを観始めましたが、その後、ハロプロにハマることで、かなり視野が広がりました。そしてどんどん視野が広がり続けた結果、逆に今は「アイドルっぽいアイドル」しか認めない体質になってます(笑)。

―ちなみにハロプロでは、どのグループのファンなんでしょう。

うすた 断然、℃-ute推しです。というか、矢島舞美ちゃん推しです。今回、ジャンプ+の企画で対談できて、僕はこの上なく幸せでした…。

―心底、矢島舞美ちゃん愛に溢(あふ)れているようですが、もし℃-uteが解散なんてことがあったら、連載に支障を来したり? 

うすたプロなので、さすがに頑張りますよ(笑)。ただ、実際に解散なんてしたら、心のダメージは相当だと思います…。一応は「解散した後にメンバーが幸せな人生を送ってくれれば、ファンの僕も幸せだ」と、常に自分に言い聞かせることで心の準備をしていますが(笑)。

BISとは「アイドルを研究して、アイドルになろうとする、アイドルになりたい4人組」をコンセプトに「自給自足」をモットーとし、振り付けなど自分達で行う女性アイドルグループで、2010年に活動を開始するものの、2014年をもって解散しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

独特のセンスと描写で描くシュールギャグが特徴のうすた京介さん。

ピューと吹く!ジャガーが終了してからは中国拳法やアイドルに嵌っていたのですね。彼の描くギャグのキレも、このような濃い人生に裏打ちされたものなのでしょうか。

新しく連載が始まったフードファイタータベル。ピューと吹く!ジャガーのような10年を超える長期連載作品になるのでしょうか。

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