ゆとりですがなにか(ドラマ)初回第1話あらすじと感想~クドカンが描く「ゆとり世代」の苦悩

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宮藤官九郎さん脚本のテレビドラマ「ゆとりですがなにか」

宮藤官九郎の作品を振り返る ドラマ・映画・舞台

“ゆとり世代”の実態に迫るこのドラマは今期放送の中でも特に見たいものでした。

彼ら・彼女らは「ゆとり世代」と何かと責められる年代ですが、国に振り回された可哀想な年代ですよね。

ゆとり教育を受けた彼らが、それでも今を懸命に生きていくさまをクドカンがどのように魅せてくれるのか非常に楽しみです。このドラマを通して、「ゆとり世代」に対する偏った先入観が払拭されてくれればいいな、と思っています。

キャストも非常に豪華で、メインとなる主要人物の岡田将生さん、松坂桃李さん、柳楽優弥さんの3人に加え、それ以外にもAKB48の“ぱるる”こと島崎遥香さん、安藤サクラさんなど非常に豪華な顔ぶれです。それにクドカンの脚本が加わるのでどうしても期待は高まります。個人的には小学校教師・円山を演じている加藤諒さんの演技にも非常に注目しています。

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主題歌はグループ・感覚ピエロが歌う「拝啓、いつかの君へ」

私は感覚ピエロというグループは初めて聞きましたが、その中のメンバーの1人である秋月琢登さんが「ゆとりですがなにか」の公式ホームページでコメントを載せているので是非、見てみてくださいね。

それでは、「ゆとりですがなにか」初回1話のあらすじを振り返りながら感想を述べていこうと思います。

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あらすじ

食品会社みんみんホールディングスに勤める坂間正和(岡田将生)は、“ゆとり第一世代”と呼ばれる29歳。上司からあきれられるほどマイペースな彼も、30歳を前に悩みが増える毎日。入社2年目の後輩・山岸(太賀)は“ゆとり”の正和にも理解できないようなマイペースさで、正和は振り回されてばかり。さらに、成績不振で本社勤務から居酒屋チェーン『鳥の民』へ出向を命じられて、正和のストレスはたまる一方。

そんな時、正和は、”レンタルおじさん”麻生厳(吉田鋼太郎)への相談をきっかけに、小学校の教師・山路一豊(松坂桃李)と出会う。二人は、同い年の“ゆとり”だった。『鳥の民』高円寺店で店長として働き始めた正和は、慣れない仕事で失敗ばかりで年上のバイトから「頼むからなにもしないでくれ!」と言われる始末。さらに店舗調査をしに正和の店にやって来た、同期でエリアマネージャーの宮下茜(安藤サクラ)にも叱られ…。

さんざんな目に遭った正和が店を閉めて帰ろうとすると、同僚の教師と来店していた山路が待っていて、二人で飲みに行くことに。“ゆとり”と揶揄されながら、上の世代と下の世代の板挟みになっている悩みをお互いに打ち明けて意気投合する二人。そこに、「おっぱいいかがっすかー?」と客引き・道上まりぶ(柳楽優弥)が現れ…。

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感想

クドカンが描く「ゆとりですがなにか」。期待以上に面白かったです。

「ゆとり」と呼ばれる彼らが抱くそれぞれの苦悩・葛藤が上手く物語に演出されていました。

今回、主にスポットが当たっていたのは食品会社みんみんホールディングスに勤める坂間正和(岡田将生)。企画・宣伝・営業とまわされるも上手く成果を上げることができずに支店に飛ばされ、そこで店長として働くことになります。

店長と言ってもほとんど名ばかりで、現場でばりばり働いていたスタッフの足を引っ張ることが多く、「頼むから何もしないでくれ」と言われる始末。「ゆとり」と邪険にされ続ける坂間ですが、正直私は彼がそんなにひどいとは思いませんでした。確かに現場では、今まで本社勤務でなれない現場仕事にもたつく場面はありましたけど最低限の礼儀は弁えているし、立ち振る舞いも立派な社会人に見えました。

それよりもひどかったのが坂間の営業時代の後輩である山岸(太賀)。彼はゆとり以前に社会人失格レベルでしょう。むしろ会社はどうしてあんなのを入社させたのか理解に苦しみます。営業でありながら営業回りは一切しない。発注ミスで損害を与えてもヘラヘラ笑ってる。会社は坂間よりも山岸をどうにかする方を考えないのでしょうか。

とうとう山岸の態度に堪忍袋の緒が切れて、山岸を現場に引っ張っていった坂間でしたが、そこで現実を見せ付けられて打ちひしがれて改心したかのように見えたのに、翌日にはラインで上司に一方的に辞めますと一斉送信(笑)。そこでも責められるのは当然の如く坂間。「ゆとり」だから責められているのではなく、なんだか会社から嫌われているのではないかという理不尽さを感じました。

また、こちらもゆとり世代である小学校の教師・山路一豊(松坂桃李)も、学校の先生としては非常にいい先生に見えました。接し方を見ていると小学校の先生というより幼稚園の先生のように見えましたけど。こちらもひどかったのは、大学から教育実習生としてやってきた女子大生。山路が丁寧に指導していたのに何故か突然泣き出してしまいます。それを見た同僚の教師がパワハラだと騒ぎ立てますが、当然そんなことはしていません。あれはなんで泣き出したのかよく分かりませんでした。覚えることが多くてテンパッたから?

これらのことから、坂間や山路は、上司からは「ゆとり世代」だからと先入観から一方的に揶揄され、さらにひどい部下には手を焼かされるといった損な役回りであるものの、「ゆとり世代」だからと彼らが決して仕事ができないわけではないと感じました。山岸や実習生はひどかったですか。

道上まりぶ(柳楽優弥)についてはよく分かりません。まっとうな仕事をしているようには見えませんでしたし、どういったキャラかもまだ掴みきれていません。ただ、物語のラストで山路が、”レンタルおじさん”麻生厳(吉田鋼太郎)と会っているのを目撃しているので彼も何か抱えているのかもしれませんね。

「ゆとり世代」が抱える苦悩。果たしてこれからどういった物語を紡いでいくのでしょうか。2話も期待です。

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